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鞍のない馬の背で野を駆ける、 それは「力強いキントウン」の感触!

ハミなし頭絡、革製裸馬パッドだけのシンプルな馬装、リラックスした穏やかな馬が「乗るかい?」と目で語ってくれる。野原まで一緒に歩き、手頃な岩を見つけたら、そこから馬背に飛び乗る。歩き出せばまさに「私を運ぶため動いている」馬の筋肉、背骨、体温を直に感じ、その逞しさと優しさに胸が熱くなる。ワクワクしつつ樹林に分け入り、常歩から速歩へ。馬と自分の重心に意識を集中、「動きの中心に座ろう、一緒に動こう」と一体感を目指す、スリルと満足感は格別!凹凸の激しい林道、渓流も越え、心身にゆとりが生まれたら、いざ駆歩へ!初めての挑戦には裸馬パッドのホルダーが強い味方、安全第一で冒険できる。とにかく馬たちは、終始穏やかで冷静だ。鞍のない馬の背で野を駆ける、それは「力強いキントウン」の感触!「これこそ、私がしたかった自然体の乗馬!」裸馬外乗は私にとって、FRCでしか体験できない究極の楽しみ、かつ最高の騎乗練習だ。

松本知万(まつもと・ちま) 2001年小淵沢で初めて行われたエンデュランスコース試走会よりFRCの会員となる。小淵沢の自然と馬をこよなく愛し、猫やミニブタと暮らす、動物好きの精神科医。名古屋在住、42歳。

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