

自分の体が動いていないことが分かったので一歩前進
この7月17日、FRC小淵沢で初めて裸馬騎乗に挑戦した。
まず、馬の骨格や重心の位置などについての講習を受けていざ騎乗。 鐙の無い馬に乗るのに本当に一苦労。高い台に乗って馬にしがみつくようにして やっと馬上に座ることができた。 裸馬に乗ると馬の骨格の動きが実によく分かるのだが私の体がついて行けない。 馬の背中が上下に動く度に私のお尻がぶつかる。馬に乗るためには乗るための 体が必要なことを痛切に感じた。体が動いていないことが分かったので一歩前進。 2009年から週2~3回ピラティスに通っている。今年の4月から先生に乗馬のためのトレーニングメニューを作ってもらい、就寝前にメニューの実行と、パナソニックの健康器具ジョーバに跨ることを日課にしている。 今回、裸馬騎乗をして新たな課題が見つかったので、必要な動きを先生に説明し、 筋力向上と関節を柔軟に動かすためのトレーニングメニューを新たに作ってもらった。 小淵沢からの帰路の車中、馬にヒラリと飛び乗ることばかり考えていた。 筋力と柔軟性の向上は射程圏内にあるが、敏捷性向上を目的とした ノルディックウォーキ


目からウロコどころではなく、世界がひっくり返るくらいな感覚
小淵沢での裸馬レッスン後、いつものクラブに行き、乗り慣れた馬に乗りました。
これまで反動をいかに抜くか、ということばかりに気を取られていたのですが、「馬の動きがわかれば座れるようになる」との講師の田中さんの言葉を思い出し、股関節を素直に馬の動きと合わせる、という意識で乗ったら、前回座れなかったのが楽々でした。
目からウロコどころではなく、世界がひっくり返るくらいな感覚です。
2鞍目の別な馬の騎乗はもっと衝撃的でした。
大柄で一歩が大きく反動が高い馬で、乗って怖いとおもった馬でしたが、今回は乗っていて実に気持ちがいいのです。動きに対する恐怖もありませんでした。
今までは、頭だけでわかっていたつもりになっていた「馬と一緒に動く」が、裸馬騎乗レッスンを受けてようやく体で理解できたのではないかと思っています。
馬には週一でようやく乗れるかどうか、という生活なのですが、この感覚を忘れないようにしたいです。
2016.7.27
羽生紀子(はぶ・のりこ)横須賀市在住 50代 乗馬歴4年


鞍、頭絡、蹄鉄なしで乗ると、とても馬が近くに感じられます。
以前から裸馬に乗ってみたいと思っていました。
馬のつくりから1つ1つ丁寧な解説をしていただき、重心のとらえ方など
今まで、随分と間違った乗り方をしてきたと実感しました。
裸馬では、専用のパッドを使用したからか、さほど不安定ではなく、
とても解放的な感じがしました。
鞍、頭絡、蹄鉄なしで乗ると、とても馬が近くに感じられます。
美しい林の中で、馬もリラックスしているようでした。
最後に、ニンジンを使ったストレッチも面白かったです。
日本ではたぶんなかなかできない経験ができ、とても楽しかったです。
また参加したいと思います。
2016.08.07
福島 都(ふくしま・みやこ)
東京在住、中学3年生。