

馬に乗れなくても楽しめる!
私は馬に乗りませんが、カメラマンとして家内とその友人の外乗に同行しました。
背筋の伸びたライダーは、それだけで絵になります。
そこに素晴らしい自然が加われば、写真愛好家にとっては、最高の舞台になります。ジープで撮影ポイントに案内していただき、シャッターを切る瞬間は至福の時の連続です。
ここでは時間のたつことを忘れてしまいます。 伊藤芳文(いとう・よしふみ)新潟県燕市、容子夫人の乗馬に同行し、小淵沢での写真撮影を楽しみにしている。 八ヶ岳をバックに「ハイ、ポーズ」


「冥土の土産」の外乗
進行性の難病のため、歩くときはふらつきますが、幸運なことに馬に乗れば走ることができるのです。
外乗に出るたびに、「これが最後の外乗になるかも」といいながら何年経ったでしょう。
今回の裸馬でのクリニック&外乗は天気も景色も素晴らしく本当に楽しいひと時でした。
馬から下りての休憩中、お茶菓子の「ひよこ」をダイバーにねだられたのも素敵な思い出になりました。
友人と、「冥土の土産だね!」と話して笑いました。 小畑尚子(おばた・しょうこ) 新潟県新潟市、三条乗馬倶楽部所属 馬と一緒にティータイム、右端が筆者。