

ヨガの効果で人馬一体に近づいた!
乗馬教本にある「正しい姿勢」がなかなか取れず、馬のコントロールで苦労していた私は、やくにたつのではと思いヨガを始めました。
ヨガのポーズの基本は立っておこなう「山のポーズ」です。乗馬教本の「正しい姿勢」に似ています。
「山のポーズ」は、ただ立っているだけのように見えますが、実は体を胸部と腰部に分け、微妙に複雑に動かし、深く呼吸も続けるため、10分もすると汗ばんできます。これにより、あちこちにクセのついた体は矯正され、しなやかに動くようになってきます。
馬の体はそれぞれの歩様で複雑に動き、人馬一体で乗るには人の腰も複雑に動かなければなりません。この馬体の動きは「理論」として学びました。
「常歩」は横八の字、「速歩」は上下、左右、前後の3つの動きが合成されたもの、「駈歩」は後ろから前への回転運動です。
ヨガをつづけた結果、私の体は以前よりしなやかで正しい姿勢がとれるようになりました。腰はいつのまにか馬の背と一緒に動き、速歩でお尻が弾まないだけでなく、何と裸馬で駈歩ができるようにまでなったのです。
馬の動きを「理論」